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PACO
友人から謎の建物を案内をもらう。
場所が微妙に家から近かったことと、なんだか案内の不思議な写真に惹かれて思わず脚を運んでみた。

PACO

PACOと名付けられたそれは屋根が開閉する3mのCUBE。開発者曰く建築だかプロダクトだかわからないものをつくりたかったと。
これは二号目らしく、今回は神奈川郊外の家の庭に離れとして置かれていました。中は四畳半の畳の間。開閉する屋根にはハンモックが架けられ、屋根と一緒に上へと上がっていく。びっくり箱の紙のお化けになった気分。なんだか変な感じ。でも風が抜けていい気分。
置かれる場所や中に盛り込む機能によって、いろんな使われ方を喚起する。オフィス街の道路にゴロゴロと置いてみたい。
(土台部を除くが)外側に目地がないところがいい。


設計:スキーマ建築計画
製作協力:E&Y・森美穂子・なかむらしゅうへい・岡安泉
企画・製作・販売:ルーヴィス
| ケンチク | 01:21 | comments(0) | - | pookmark |
イエノイエ
横浜トリエンナーレのインフォメーションセンター。
建築設計: 平田晃久建築設計事務所

ienoie
三角屋根の家型の建物を分解して再構築したような外観。室内から自らの屋根が見えるのは少し不思議。それでも身体感覚が拡張されるような体験とまではいかず。ムズカシイ。
中では何人かの建築家(友人「SML+基 真由美」さんたちも参加)による「家」についての研究・展示がなされていました。

最近建築界で作品としても議論としてもたびたび挙がるようになった「家型」。未だ決定的な一打はなく、まだまだこの流れは続きそうです。
| ケンチク | 01:07 | comments(0) | - | pookmark |
ニラハウス
藤森照信氏設計。
親族の家の近くを歩いていたら発見。

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東京近郊の起伏のある住宅地。道路の突き当たりに見える木貼りの家がそれ。上り坂の頂上の、急斜面に切り替わる場所に建っています。何故か平地に建っているものと思い込んでいましたが、こんな特殊な地形の上にあるとは。

nirahouse02
外観を撮らせてもらいました。ニラは健在、といいますか家主の方ががんばって植え替えをしているのかもしれません。道路が尾根づたいにあるため、家は少し道路から落ち込んだ位置関係。そのためニラが植えてある屋根面がとても目立つ。
屋根から飛び出した茶室も気になります。
| ケンチク | 01:24 | comments(0) | - | pookmark |
清春芸術村 ・『ラ・リューシュ』
中央自動車道長坂ICから車で10分ほどの距離にある芸術村。いくつかの芸術関連の施設が集まっています。その中の2つの建物を紹介。

『茶室 徹(てつ)』
藤森照信氏設計。もともと敷地に植わっていた桜の木を利用して建築されています。

kiyoharugeijutumura02

桜の木に囲まれるようにして立っています。天気が良ければバックには南アルプスが。

kiyoharugeijutumura03

高過庵』から約3年後に建てられたその姿は、2本足から1本脚に。『高過庵』の実物も外観のみですが実際見たこともあり、妙に太く感じる。


『ラ・リューシュ』

パリ・モンパルナスの通称ラ・リューシュ(蜂の巣)と呼ばれているアトリエのコピー。オリジナルはもともとはギュスターブ・エッフェルが設計し、1900年に開催されたパリ万国博覧会のワインのパビリオン。その後移築+アトリエにリノベーションされ、若き日のシャガール、スーチン、モジリアニなどの巨匠たちが住んでいた建物として有名だとか。

kiyoharugeijutumura01

山の中、草の広場の中央にドンと置かれています。孤立することが前提となっているかのような存在感。
有料ですが、アトリエとしての貸室も行っているとのこと。


清春芸術村
| ケンチク | 01:03 | comments(0) | - | pookmark |
中村キース・ヘリング美術館
小淵沢。
設計:北川原温氏

「『キース・ヘリングの世界〜混沌から希望へ〜』をテーマに、キース・ヘリングのコレクションのみを展示する、世界で初めての美術館」

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林の中を歩いて行くと、ふっと現れる目を引く外観。もっとvividかと思っっていましたが、不思議となじんだ感があります。林の中に彫刻というような風景に目が慣れてきているせいかもしれません。

キース・ヘリングの人生と作風を投影したかのような、光と闇の展示空間。
中の写真はこちら↓
http://www.nakamura-haring.com/guide/floor.html

ホテルふじの建設会社現場次席担当者の方が、以前に担当していたそうです。工事の苦労話を少しお聞きしました。ちなみに一番苦労したのは、すべてが黒に塗られた展示室「闇」。黒の塗装はムラが目立ちやすく、作業が難航したそうですが、完成してみると真っ暗で文字通り何も見えなくなってしまったとのこと。

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屋上に上がる。展示物は屋根以外特になし。

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駐車場から美術館に行くまでの標識。キースの作品を転用。街中にはこの図形がくりぬかれた板を看板にしているところがありました。一石二鳥。


とても個性的な展示空間。単なる白い箱とは、異なる考え方の美術館。展示品の作家が1人のみという点も大きい。そのせいか、どこか時間が止まった感じのする空間に感じました。次から次へと、アートが発生していくのを目指す現代美術館とは一線を画する存在。
| ケンチク | 02:06 | comments(0) | - | pookmark |
芹沢げ霹術館
別名「石水館」。
白井晟一氏(1905〜1983)設計。

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登呂遺跡の脇にある石と水と木で構成された美術館。遺跡からの景観に配慮して低い高さに抑えられている。写真はエントランスアプローチの風景。建物の外壁には量感のある石が積まれている。実際の構造は鉄筋コンクリート造。

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屋根は全体的に勾配がとられ、中の部屋の配置も高さに合わせて配置されている。写真で写し損ないましたが、遠くから見た外観がとてもいい。本当に石積みでできていればなおよかったか。

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エントランス外観。中の空間も必要な場所では必要な高さが与えられていて息苦しさは全くない。ただ残念だったのが、ところどころに設けられた開口や、展示室群の中央にあってそれぞれの部屋をやわらかくつなげる小さな噴水スペースに重々しいカーテンがかけれら視線の通りがほとんど阻害されていたこと。きっともっといろいろな風景に出会えたはず。
でも展示物は染色の作品。太陽光は大敵か。

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夏休み期間だったので、特別室にも入れお茶をいただく。落ち着く空間。ガラス・簾ごしの坪庭の風景がとてもよい。出入り口は銅製サッシュ。白井氏の嗜好の1つ。ディテールにもかなりのこだわりが。
室内の壁はベルベットのような絨毯貼り。グレーの質感がコンクリートのよう。

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出口をでたところ。トイレの前でもありますが、気を抜いていません。

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外壁の石は開口に合わせて使い方や形状を変えています。石は韓国産の赤御影石。それを白井氏は紅雲石と呼んでいたようです。


中の展示もそれだけで十分見ごたえがあります。
芹沢げ雹瓠1895〜1984)は染色界の重鎮。デザインは今見ても斬新。日本染色の可能性を切り開いた凄味を感じられます。


美術館HP
http://www.seribi.jp/index.html
| ケンチク | 02:09 | comments(0) | - | pookmark |
ねむの木こども美術館
藤森照信氏設計。
静岡県掛川市、ねむの木学園の広がる山あいの一角。

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道路を進むと、ドングリ状の黒い屋根が木陰の間からぬっと出てくる。(アプローチ方向は写真と逆。)実際はマンモスをイメージしたらしい。
イメージはともかく、現れ方はとても印象的。周囲のこんもりとした緑とも相性が良い感じ。

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ゆるやかな斜面を登って建物へ。小道は柔らかいようで硬い。土か何かを混ぜたモルタルのようです。

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中に入って受付を済ませると、順路は反対側へと抜け再び外へ。Uの字状の小道を登り、上の階の入り口に。エレベータなどで、中でつながっていますが、あえて遠回り。
ドングリ部以外の部分は、長細いこう配屋根の建物。屋根の先っちょには緑が。そのまま斜面と同化しようとしています。屋根を突き破る柱は、「神長官守矢史料館」からの系譜か。

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屋根は金属葺き。くしゃくしゃっとした質感。左右対称のようなドングリ屋根も実際はまったく不成形。

中は漆喰のような白い左官材の壁と気の床。奥のドングリの中はドーム状の空間となっていて床も白い。トップライトからの光が木の格子を透過して拡散して部屋を光で包んでいます。(格子は共同設計者の提案らしい。)


このとき展示されていたのは、ねむの木学園の子供たちの描いた絵。はっとするような絵が何点も。いくつかは海外にも巡回しているらしい。
| ケンチク | 02:30 | comments(0) | - | pookmark |
秋野不矩美術館
藤森照信氏設計。
以前にBlogでUPした「高過庵」「神長官守矢史料館」などと同設計者。

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静岡県天竜市の市街地を見下ろす丘の上に建っています。坂の下からのアプローチからはスカートのように延びた杉板の外壁。丘の上に行くと土塗りのような「藁入り色つきモルタル」に外壁と割り石の屋根が目に飛び込んでくる。斜面・丘に対してどのように建物が「在れ」ばいいのかをかなり模索した手跡を感じます。
屋根にめり込む土のボリュームが、安易なバナキュラー的建築に見せないポイントとなっている気が。個人的には少し建物が大きい印象。丘の上が少し広めに平らに整地されてしまったためかな。

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中では天竜出身である秋野不矩の作品を展示。事前にあまり調べずに行ったものの、かなり良い絵。インドの風景を描いた作品には心惹かれました。特に泥の沼で水浴びする牛の群れの絵。

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外壁と象の鼻(雨樋)。モロッコに似た建築があったなあと思いつつ、インドの風景から取り入れている気も。藤森氏の手作りらしい。

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エントランスの柱。基礎の石と半ばずれている。中の柱・梁も含めて、鋸で削ったあとにバーナーで焼かれている。

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屋根の軒先。鉄骨の屋根下地が。。


中に入るとまず靴を脱いではだしで絵と対峙させられます。壁は白い藁入りモルタル。メインの展示室の床は原石から挽いたままの大理石が太い白モルタル目地の中に埋められてます。拡散された自然光と人工照明が部屋の中を光で満たしていました。

2階の展示室は予算がなかったのか要望か、比較的普通の展示空間。割り切りを感じたのが残念。

http://www.city.hamamatsu.shizuoka.jp/lifeindex/enjoy/culture_art/akinofuku/
| ケンチク | 01:24 | comments(0) | - | pookmark |
可睡斎護国塔
富士でのアルミゲートハウスの内覧会のついでに足を延ばして建築巡り。

伊東忠太設計。明治44年竣工。

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日露戦争の戦没者を祀るためにつくられた慰霊塔。日本では珍しいインド・
ガンダーラ様式を取り入れている。基壇の外周壁は花崗岩の組積造で基壇上の塔は当時まだ最新の鉄筋コンクリート造。当時はかなりアヴァンギャルドに映ったのでは。

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ディテールはインドのそれと比べると意外と簡素。それでもそれを新技術で解釈しようとする姿勢には驚かされる。
後年の築地本願寺へと至る過程にある1つの建築であることは間違いない。

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独特のプロポーションの狛犬「阿」。

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こちらは「吽」。「阿」に比べて少しがっしりとしている。
| ケンチク | 02:38 | comments(0) | - | pookmark |
高過庵
同じく藤森照信氏設計。

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神長官守矢資料館から徒歩5分どの距離。畑の中にあります。思ったよりも若干小さい。緩やかな斜面に建っているので、中から眺めると外からみるよりも高く感じるのかもしれません。

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道路側からは林に守られるようにして建っています。

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藤森氏個人の所有なので入ることはできません。いつの日か見学したいものです。歴史的に重要な建築のひとつになっていくのは間違いないと思います。
外からみていると地面から生えてできた建物というよりは、なんだかどこかから歩いてきたかのような印象。建築の歴史を踏襲しているようで、飛び越えて現れた建築です。

建造されてから何度も雑誌、本で取り上げられている建物。著名な建築家も何人もが訪れて藤森氏と対談をしているのをあちらこちらで目にします。大の大人がはしゃぎながらこの建築を登る姿を想像するとなんだか可笑しい。
| ケンチク | 00:59 | comments(0) | - | pookmark |
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