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春琴抄
谷崎 潤一郎 (著) 

幼くして盲目となったものの美貌と音曲の才能に恵まれた三味線奏者「春琴」。その春琴に仕える奉公人であり、三味線の弟子でも佐助の異常なまでの愛と献身を描いた物語。
異常な世界であることは確か。しかし物語は第三者の口伝的な語り口で進行しているため、狂気と官能が微妙に薄く霧がかっており美しささえ感じさせる。物語よりも空気感を楽しみました。最近の小説ではなかなか味わえない。
装丁も美しい。
評価:
谷崎 潤一郎
新潮社
¥ 300
(1951-01)

| ホン | 01:00 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
『ロン・ミュエック』
注目されているアーティストの作品集。

生まれたての女の子の赤ん坊「ガール」。ただしそのサイズは異常で、5mもある。かと思えば自身の父の死に姿を表した「死んだ父」のサイズは102cm。しかもどの作品もきわめてリアルにつくられている。

以前より気になっていましたが、残念ながらまだ実物を見ることができていません。。写真集を見ていてもサイズがわからないのは、そのリアルな表現があってのことか。
作品のポーズも目に焼きつきます。

ロン・ミュエック
ロン・ミュエック
ロン・ミュエック

春に完成した十和田市現代美術館にも新作が収蔵されています。
http://www.city.towada.lg.jp/artstowada/

早く見に行かなくては。
| ホン | 02:42 | comments(0) | - | pookmark |
『春、バーニーズで』/『ひなた』
ともに吉田修一氏著。

春、バーニーズで (文春文庫 よ 19-4)
春、バーニーズで (文春文庫 よ 19-4)
吉田 修一

ひなた
ひなた
吉田 修一


妻と幼い息子を連れた主人公が、かつて同居していた恋人(♂)と再開する『春、バーニーズで』。デビュー作の『最後の息子』のその後を描いた作品。

兄弟とその妻、恋人の4人の日常をそれぞれの視点から順に描いていく『ひなた』。


ともに軽いタッチで日常を描いていくことで物語が進行していく。それぞれの登場人物は、お互いに気づきつつも踏み込むことのない心の領域(聖域?)を抱えている。それを問題としてどうしようもなく悩んでいるというよりは、ほぼそれを理解したつもりで身に纏っているという表現の方が適切か。それが物語全体を薄い霧がかかったように思わせる。

霧は希薄になったり濃くなったりするが、いつどこかで霧ではない別の存在になるかわからない危うさを常に感じさせる。軽いタッチの文章がその怖さ、危うさをさらに増長させる。

『パレード』ほどではないとはいえ、やはり吉田氏の小説は怖い。
それでもたぶん、また次の作品も読んでしまいそうです。
| ホン | 00:36 | comments(0) | - | pookmark |
『対話篇』
金城 一紀著

久々の本紹介。

対話篇 (新潮文庫 か 49-1)
対話篇 (新潮文庫 か 49-1)
金城 一紀

3つの中編集。別々のストーリですが、すこしだけそれぞれが結びついている。

登場人物の間の真摯な「対話」を通して物語が描かれています。それゆえ物語の核心を、小説にとって強みである暗喩的な情景や行動によって示すのではなく、うっかりすると物語の深みを取り払ってしまうことにもなりかねない登場人物の「言葉」そのものによって表現しようとしているところに、作者の凄みを感じる。
個人的には一話目と三話目がお勧め。特に三話目の『花』は久々にきました。ちょっとストレートですが。(電車で読む場合は注意。)


蛇足ですが、昨年末のドラマ「SP」の脚本を金城氏が書いていたのには、少々驚きました。


| ホン | 02:02 | comments(0) | - | pookmark |
『建築家なしの建築』
バーナード・ルドフスキー著。

建築家なしの建築 (SD選書 (184))
B・ルドフスキー

1964年のニューヨーク近代美術館で開催された展覧会用に出版された冊子の翻訳本。当時、世界に残っていた土着風(バナキュラー)建築をパノラマ的に集め、紹介しています。
引用されている写真は当時でもすでに古く鮮明でないものも多いですが、想像力を喚起するには充分。

一見奇怪な建築群・街であったりしますが、その構成・生成過程は非常に限定された意味で論理的。しかもそこには不思議な美しさが。
今よりも過酷な生活の中で築かれた建築・街であるはずなのに、現代日本の街並よりも圧倒的に魅力を持っています。
今年訪れたマラケシュも事例として紹介されています。

設計者としてとても考えさせられるとともに、なんだか勇気づけられます。
| ホン | 01:31 | comments(0) | - | pookmark |
『太陽の塔』
森見登美彦著。

この人の著書、前から気になっていましたがようやく文庫版が出たので早速購入。久々のヒットです。(新規開拓という意で。)

太陽の塔 (新潮文庫)
太陽の塔 (新潮文庫)
森見 登美彦

主人公はかなり飛んだ思考の持ち主。(つまりは著者が。)
もてない(本人は認めない)理系男子が怪しい思考・行動とともに、珍妙な事件を起こしたり、巻き込まれたり。可笑しい。しかしせつない。
あとがきの本上まなみの「へもい」という表現が妙にフィットし、笑う。


| ホン | 02:17 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
『東京奇譚集』
村上春樹著

とても読みやすい短編集。不思議な余韻に浸れます。『ねじまき鳥クロニクル』以前の作品に近い質感。長編にもなりそうな雰囲気もあります。

東京奇譚集 (新潮文庫 む 5-26)
東京奇譚集 (新潮文庫 む 5-26)
村上 春樹

「奇譚とは、不思議な、あやしい、ありそうにない話。しかしどこか、あなたの近くで起こっているかもしれない物語」(出版社の紹介文)。
冒頭の著者自身のまさに奇譚としての体験談も面白い。その話を読んだせいか、ある物語の主人公が私も好きなドーナツのオールドファッションが好きだったり、春樹好きの友人と同じ名前の登場人物が現れたりと、妙な符合をみせるのにドキリとしました。そのせいもあってか、なんだか妙に印象に残る本でした。
| ホン | 02:12 | comments(2) | - | pookmark |
PLUTO 5巻
でてました。

PLUTO 5―鉄腕アトム「地上最大のロボット」より (5) (ビッグコミックス)
PLUTO 5―鉄腕アトム「地上最大のロボット」より (5) (ビッグコミックス)

まだまだ緊張感がつづきます。引き込まれます。
| ホン | 23:46 | comments(0) | - | pookmark |
『地球家族―世界30か国のふつうの暮らし』
学生時代に手に入れた本。
「申し訳ありませんが、家の中の物を全部、家の前に出して写真を撮らせてください」。というコンセプトのもと撮られた、世界中の家とその家財、住人の写真集。なかば空想的なプロジェクトでありながら、内容は非常に具象的。とても不思議な風景をつくりあげています。

中でも面白いのがクウェートの家族+家。すべての部屋にペルシャ絨毯が敷かれているため、部屋の数・形がそのまま絨毯の数・形として現れていること。
狭い家でありながらモノであふれかえる日本はあらためてみるとかなり特殊な風景。

家族像・貧富・住環境・宗教など様々な角度でみることもできます。

地球家族―世界30か国のふつうの暮らし
地球家族―世界30か国のふつうの暮らし

撮影自体が何年も前のものなので、若干時代を感じずにはいられませんが、なかなかお薦めの写真集。ずっと書店には置かれているので、見たことがある人も多いかもしれません。
| ホン | 02:09 | comments(0) | - | pookmark |
竹光侍 3巻
でてました。

半年に一度ご褒美のように読ませてもらってます。
大人買いし、初巻から完結まで一気に読むのもいいですが、執筆に合わせて徐々に時間をかけて読むのもいいですね。
しかしそれにしても唯一無二の画風。しかも今回の作品は絵本のような画風で他の作品と明らかに異なるタッチ。

まだまだ続いています。

竹光侍 3 (3) (ビッグコミックススペシャル)
竹光侍 3 (3) (ビッグコミックススペシャル)
松本 大洋, 永福 一成
| ホン | 09:53 | comments(0) | - | pookmark |
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